人気ブログランキング | 話題のタグを見る

日々平安

mitzi156.exblog.jp

日々、平安であれかしと願いつつ・・・。※出会い系・営業系のコメントは削除させていただきます。悪しからずご了承ください。禁・無断転載。

ブログトップ

妄想アワー・国境のない旅

『ドイツ語を読み間違えてしまい(uと ü)
 目的地から250キロ離れた場所に着いたら
 日本語が完璧な案内パンフを渡された』

という話を、ツイッターまとめで読んで思い出したのは
中学時代に読んだ、ある少女漫画の一
場面。


時は1900年代、舞台はドイツの古都レーゲンスブルク。
名門貴族の当主の遺言状公開の場で
顧問弁護士が小さな箱を取り出し語りだす
「フランクフルト・アム・マインの銀行の鍵です」


フランクフルト・アム・マイン ?
ただのフランクフルトじゃなくて「アム・マイン」
地図帳と、ドイツのガイドブックを引っ張り出しページを繰る。

フランクフルトはたしか真ん中よりちょっと下のほうのはず
・・・マインて、マイン川のことか ?
ふーん ?
ほかにもフランクフルトがあるのか ?


中学の地図帳には、小都市は記載されていなかったし
ガイドブックは西ドイツを中心に編集されたものだから
オーデル川沿いにもフランクフルトがあるということしか
わからなかった。
あとで、学校の図書室で調べまくって
フランクフルト・アム・オーデルが東ドイツの
ポーランドの近くにあると知った。
そういえば、ストラトフォードという地名も
数か所あるのだと知ったのも、同じ頃だった気がする。


当時の私は、フランスとドイツのガイドブックを持っていた。
(高校生になってからイギリスのも買った)
ヨーロッパ旅ガイドとか、ユーレイルパスの旅の本とか
シベリア鉄道の旅の本なども持っていた。
一番最初に買ったのはフランスのガイドブックで
これは小6の時。
理由は、フランス革命期が舞台のあまりにも有名な漫画。

ほかのガイドブックも、理由は全部そんな感じ。


作品の舞台を知りたくて、でも情報の少ない時代だったし

あれもこれもは買うわけにいかないし・・・。
一番手っ取り早いのが、旅行のガイドブックだった。


いまはもう、だいぶ忘れてしまったけれども

当時の私の頭の中には、ヨーロッパ各都市の位置関係が
しっかりと入っていた。


地図もガイドブックも、ボロボロになるまで読んだ。

学校の教科書もそのぐらい読んでいればよかったのにね(爆)







Commented by liligohan at 2016-11-07 00:02
そうだよね〜、インターネットのない時代
よくぞあの鈴薔薇や、永遠に続く唐草模様とか
書けたよね〜巨匠たちは!
私はボロボロになるほど熱心に読んだ本はないけど
レコードwは粉が吹くまで聞いた!
Commented by mitzi156 at 2016-11-07 05:40
永遠に続く唐草模様・・・! !
それ以前にも、バレエ漫画はいくつもあったけど
バレエっていいなと思ったのは、やっぱりそれ。
ソ連からのロシアに興味を持ったのもそこからだし。
その後も名作はあれど、私には唐草模様が至高☆
なにがすごいかって、当時の巨匠たちが
ほぼ20代のうら若き女性だったってことだよね。
名前
URL
削除用パスワード
by mitzi156 | 2016-11-06 14:27 | 本・コミック | Comments(2)