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日々平安

mitzi156.exblog.jp

日々、平安であれかしと願いつつ・・・。※出会い系・営業系のコメントは削除させていただきます。悪しからずご了承ください。禁・無断転載。

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にゃ

うちから自転車で15分ほどの、某私鉄駅の近くに
リサイクルショップがあります。
そこにはいつも「子猫さしあげます」という張り紙が。

もう長いこと貼ってあるので、貰い手がつかないのか・・・
と、思っていたら大マチガイ。

その店の主人は、知人から託された赤ちゃん猫たちを
まだ目もあかないうちから育てているのだそうです。
もともと凝り性だという店主、あれこれと調べたり
自分でもいろいろ工夫して、ミルクから排泄の世話まで
まるで母猫のようにお世話したんだとか。

その噂を聞きつけて、貰い手がやってくるらしいんですが
「うちの子もお願いできませんか」という人もいたりして
張り紙をはがす暇もないのだそうな。

天気のいい日の昼下がりなど、数匹の子猫と一緒に
楽しげに駅周辺を散歩する店主の姿が見られるらしい。

いいなぁ・・・猫とお散歩。

もう10年以上もエア猫飼いの私。
某大手掲示板やら猫ブログを徘徊する日々も、長うございましたが
「引っ越したら猫と暮らす」という野望ついえた今の私にゃ
目の毒以外の何物でもなかったり(泣)

・・・またモンハンやろうかにゃな。
# by mitzi156 | 2011-10-28 05:22 | Comments(2)

万聖節に黄金の雨がふる

ハロウィン。
昨今は、日本でもだいぶ知られるようになりましたが
いまひとつ定着していないような気もします。
私などはハロウィンと言うよりも、万聖節と言ったほうがピンときます。

万聖節。
ハロウィンの翌日の「諸聖人の日」をそう言うらしいのですが
どうも私の頭の中では、ハロウィン=万聖節となってしまっています。
なんといってもオタク内田善美ファン、というか古き良き時代・・・
全盛期の少女漫画を知る世代なもんですから。

1984年の「草迷宮」を最後に消えてしまった、少女漫画家の内田善美さん。

ハロウィンというものを初めて知ったのが、彼の人の中期の作品
「万聖節に黄金の雨がふる」でした。


萩尾望都さん、内田善美さんの世界に出会って
「ああ、私は漫画家にはなれない」と打ちのめされたんでありますが
(我ながら、ハードルが高すぎたなと思います・・・)
それでも、いや、だからこそ、このお二方の世界は私にとって特別なもの。

現役で活躍しておられる萩尾さんの作品は、いまも一般書店で入手できますが
完全引退してしまわれ、元担当者でさえ全く連絡不可能と言う内田さんの作品は
現在、入手が大変困難な状況となっています。

残念ながら私の手元にあるのは「聖パンプキンの呪文」1冊のみ。
もう一度読み返したい作品がいくつかあるのですが・・・
「思い出は美しいんだ」とすっぱい葡萄よろしく、呟いてみたり。

「ハロウィン ? 西洋のお盆みたいなもんだろ ?」・・・あの頃の私なら
こんなヨレたことなんぞ、決して言わなかっただろうなあと思います。
# by mitzi156 | 2011-10-27 05:21 | 本・コミック | Comments(2)
かもしれなくもない・・・って(笑)
いえ、何と言いますかその・・・(歯切れが悪いなあ)

最近あちらこちらで、その対象はそれぞれに違えども
純粋な心を誰かに捧げている人を、ずいぶんと見かけまして。
省みて我が身は。
いまだかつて、そんなことなかったんじゃないかいなと
ふと思ったり・・・。

芸能界の人やスポーツ選手など、「素敵」「カッコイイ」
「しびれる〜」 (←・・・)
そんな風に思ったお方は、そりゃ大勢いるんですが
盲目的というか 、マンセーマンセーマンマンセー的な
そんな気持ちになったことは、一度もないんです。

うーん・・・。
これはまあ、私の性格的なものもありましょう。
私は、見え透いたウソはつけない・つきたくない。
仕事や、町内会、学校関係、親類縁者絡みならば、揉め事を避けるために
お愛想もお上手も言うけれども。

盲目的に誰かを愛することもない。
大好きなあさこちゃんのことでさえ、ダメなもんはダメだった。
だから、サヨナラ公演も観に行かなかった。(後悔はしてい・・・る)

今も忘られぬ、初演「ベルサイユのばら」。
原作のファンであった私。
それがきっかけで宝塚ファンになった私。
なのに。ああそれなのに。それなのに。
あの初演「ベルサイユのばら」は、あれはないだろうと当時も今も
ちょっと怒りにも似た気持ちを持ち続けていたり・・・。

もし仮に、夫が髪の長い女が好きだと言ったとしても
私は絶対ロングにゃしません。
なんせ私ときたら「もう少しやせたら・・・」と言われて
「なんだと ? くそおぉ太ってやる」と思った人間ですからねぇ。

亭主の好きな赤烏帽子・・・私には無縁の言葉。嫌なものは嫌っス。
あ、もちろん、わざと逆らうとか、そんなことはしませんですよ。
夫の意見は尊重しておりますです。
それはおいといて。

夢中になれないって、どうなんでしょうねぇ。
夢中になってるなあと思う時はあるんです。
でも、オールOK、「◯◯ならなんでもいい♡」と思うことはない。
それに近い状態ならあるんですけどもね。

まあ、なんです。人間は矛盾だらけの生き物なのだと
そう言っちゃえば話は終わりなんですけどねー(爆)

私もこれから少しずつ老境に近づいていくわけですが
トシを取ると感性が鈍る・・・なんて言われていますからねえ。
「あれもこれもつまらない」そんなことを言う年寄りにならないよう
心がけておかねばと思っております。
# by mitzi156 | 2011-10-26 07:46 | Comments(2)

青菜に塩

いや本当に、昔の人はうまいこと言ったもんです。
まさにその通りでございましたよ・・・。


花壇にナメクジ退治の薬を撒いたのは先週のことでした。
ちょっと様子を見ようと、放っておいたのですが
一昨日の夕方・・・と言っても、すでに日は落ちて街の灯も点る頃
懐中電灯片手に偵察に行ってみたら、やっぱりいました。

雨が降ってしまったせいか、薬の効き目はなかったらしい。
ではもう一度と、薬を撒いて「ナメクジに塩」もふたたび。

そして昨日の朝。
ビオラの様子がなんだかオカシイ。
ぐんなりとしおれている株がところどころにあるのです。
それはたしか・・・あ。
ああっ ! そうか。

「おのれナメクジ」と、ビオラに張り付いたままの彼奴らにも
盛大に塩振っちゃっていたんでした・・・なんておマヌケな・・・
そうでなくても、ナメクジに痛めつけられて弱ってたのに
そんなことしちゃダメだっつの。超NG。

ああ・・・
私の一番のお気に入りの、淡い紫のビオラがorz

今朝はどんな具合かと、明るくなるのを待ちかねて見に行くと
いくらか元気になったような気が。ヨカッタ〜。

いたいけな花たちに申し訳ないことをしたと、猛省中です。



なるべく薬は使いたくないので、これでダメなら最終兵器投入。
プラカップと液体麦先生にご登場願うことにします。
先生方、やっつけておくんなせえ・・・って感じですねー。

# by mitzi156 | 2011-10-25 05:47 | 趣味で園芸 | Comments(4)
宝塚歌劇の来年度第1作は、蘭寿とむ主演の花組公演
『復活 −恋が終わり、愛が残った−』・・・
ラインナップが発表された時は、正直言ってガッカリでした。

宝塚では昭和37年に、春日野八千代主演により上演されています。
その時のタイトルは『カチューシャ物語』。
カチューシャと聞くと、浅草オペラを連想してしまうんですけどね私(爆)。

♪カチューシャかわいや わかれのつらさ

カチューシャが誰か知らなくても、この歌は聞いたことがあるという人も
多いのではないでしょうか。
松井須磨子主演で大当たりとなり、主題歌のレコードまで発売され
当時としては異例の2万枚という大ヒットとなったといいます。

トルストイの『復活』。
一昔前(もっと前か・・・)の日本人には、とてもなじみ深い作品ですが
今の若い人はあまり読まないかもしれませんねー。
かつての恋人がシベリア流刑となり、その恩赦を求めて奔走するもかなわず
ついには彼女とともにシベリアへ旅立つ若き青年貴族・・・

ハッキリ言ってこういうお話、私としては好みです。
宝塚歌劇的にも、かなりいいんじゃないかと。
でもね。
ちょっと古すぎやしないか・・・と思ったんですよ。
おまけに主演の蘭寿とむさんはダンスの人。
もっと明るい、楽しい話を期待していたんですけどね・・・。

しかしながら、です。
先日更新された、宝塚歌劇の公式ホームページのトップ画像に
私、やられました。
もう、もう、古色蒼然、昭和と言うか戦前というか大正ロマンというか
・・・あ、そうそうレトロ。
いやあ・・・萌えました。
グッときてシビレましたよ私。

さらにポスター画像に完全にノックアウトされました。
これだよ、これでいいんだよ ! !
やっぱ宝塚はこれだよ ! !

思わずこぶしを握りしめ、パソコンの前で熱く語りそうになりましたよ。

新しいことをやればいいってもんじゃない。
無理してナウい(ぷっ)ことをやる必要なんかないんです。

ファンが宝塚歌劇に求めているものは、新しい時代の風じゃないんです。
もちろんそれも必要だし、よろしかろうと思います。
でも、ちょっと違うんですよ。

一言で言うなら、夢。
ファンは、宝塚の舞台に日常なんて求めていないんです。
夢を見られてなんぼ。
そこに愛がなければ宝塚の舞台は闇。

宝塚は、やっぱり夢の世界であってほしいと思うのです。
# by mitzi156 | 2011-10-24 05:56 | タカラヅカ | Comments(2)