2017年 05月 05日 ( 1 )   

おもしろつらい   

2017年 05月 05日

そんな言葉はない(-_-;)

が。
そうとしか言いようのないものを読んだ。
(個人の感想です)

ベルンハルト・シュリンクの『朗読者』がそれだった。
おもしろかった。
読んでよかった。
だが、しんどかった・つらかった(汗)

前半部分は、読むのが本当にしんどかった。
なにしろ、誰にも感情移入できないし
少しの共感もできなかったのだ。

頭の中で、主人公目線で映像化しながらでもダメで
読みながら非常に消耗した。
後半になってようやく、波に乗れた感じがした。
終わり近くで登場した刑務所長には、どっぷり感情移入した。
また、後半の途中と終盤に登場する女性にも感情移入でき
そこからはすんなり読み終えた。

読み終えてから、最初に戻ったり途中をパラパラ読んだりして
いろいろな映像や画像を頭の中で作ってみた。
イラストレーション風、映画風、風景や背景のみバージョン
コミックバージョン・・・

そも、なんで私がこの本を読もうとしたのかというと
ふと思い立ってAmazonにポチっとした
吉野朔実さんの『弟の家には本棚がない』が
連休に入ってまもなく届いた。
読み終えたあとに、なんとなく手元にあった
『お母さんは赤毛のアンが大好き』を読み返し
「あら私、この2冊に紹介されている本ほとんど読んでないぞ」と
趣味も好みもずいぶん私とは違う方だったのだなと思い
なにか1冊読んでみようか・・・でも、なにを読もうか・・・。
昨日、近所の古書店へ行ったら、その中の1冊『朗読者』があった。
そういう流れ。

で、コミックバージョン。
まず後半の裁判の場面を、吉野朔実さんと今市子さんで。
それからああだこうだと考え、久掛彦見さんは ?
山田章博さんもいいなあと思ったり。
昔の、20~30年前の萩尾望都さんもいいなあとも思った。
ここら辺は、完全に私の趣味。

ケイト・ウィンスレット主演の映画は残念ながら観ていないが
もし私が映画監督だったとしたら(笑)
冒頭は、主人公と刑務所長の場面にしたい。
・・・よくあるパターンというか、使い古された感漂うが
かえってそれがいいような気がする。

読んでいてしんどかったのは、重たさを増す後半の伏線が
張られていたから、かもしれない。
だがその重たい展開の後半は、さほどつらくなかったのが
不思議と言えば不思議。

おもしろくて、でもつらい話だった。









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by mitzi156 | 2017-05-05 13:46 | 本・コミック | Trackback | Comments(4)