2014年 12月 26日
いま読んでいるもの。
これは原作を読んでみないと !
そう思って探していた本が、なかなか見つからなかった。
発行の古い本でなくとも、ちょっと前に出た本でさえ
この現代日本では探すのが大変。
(Amazonや、古書販売のサイトなど探せば
すぐに見つかることもあるけれども)
そういえば最近行ってなかったな・・・と
買いものついでに寄ってみたブックオフで、あっさり見つけた。
青い鳥の法則か(笑)
まだ絶版になっていない本を、古書店で買うというのは
作家さんに対して非常に申し訳ない気持ちになるのだけれど
私が探していた本の初版は、うちの娘が生まれる数年前のはず。
・・・もう20年近くも前に出版されたものだから、いいよね ?
と、心のなかでつぶやいてレジへ向かった。
さてその本というのは(相変わらず長い前置きだなあ)
藤本ひとみ氏の『ハプスブルクの宝剣』上下巻の文庫版。
宝塚歌劇『ハプスブルクの宝剣 -魂に宿る光-』の原作である。
舞台は、劇場では見ていない。
映像で見た。
通しで1回、断片的に数回。
なぜ「これは原作読まなきゃ」と思ったのかというと
長編の原作を、かなり端折ってあるらしいのが
そこかしこに感じられてなんだか微(以下略)
いい場面もあったのだけれども。
なにより気になったのはラストシーン。
故郷へ戻ったエリヤーフーとアーデルハイドの再会で幕となるのだが
・・・これが私には、2人ともこの世の人ではないように思えた。
最初に思ったのは
「エリヤーフーはこの世の人ではないのかなあ」だった。
弟と再開したあと、橋の方に向かって歩いて行くのだが
その途中で何か発作が起きるとか、誰かに刺されるとかして(汗)
アーデルハイトとの再会は、薄れ行く意識の中かもしくは・・・
そう思ったのだった。
気になって、ラストシーンだけをもう一度見たら
「あれ ? 2人ともこの世の人ではないんじゃ」・・・と思った。
これは ? ここは原作ではどうなってるの ?
と、気になってしかたがなかった・・・それが今年の夏の頃の話だ。
ようやく手にしたのが一週間ほど前。
読み始めると、これがおもしろい。
おもしろいのだが、あまり読んだことのない作家ということや
久しぶりに読む長編小説、しかも恋愛要素有りというのもあって
なかなか読み進められなかった。
上巻の半分にたどり着くまで、2〜3日もかかってしまったが
昨日、一気に下巻の3分の2まで進んだ。
残り3分の1・・・というところで読むのをやめてしまったのは
晩ごはんの支度をしなければならなかったからだが
もひとつ理由がある。
結末を知りたくて読み始めたはずなのに。
いや、だからこそかもしれないが、そこに葛藤が生まれたのだ。
知りたいような知りたくないような・・・というのか
♪あなたの過去など知りたくないの〜・・・のような、というか(違)
今日はこれから出かけるところがある。
帰りは夕方近くだ。
帰ったらすぐ晩ごはんの支度をしなければならないから
読むのは明日か明後日か。
・・・なぜか、頭の中にカスバの女が流れてきた(爆)
そうだ、帰りにミントティーを買ってこよう(唐突)
いや、庭のミントを摘んで、緑茶と一緒に蒸らしてみようか。
明日、早く起きて甘いミントティーをお供に続きを読もう。
そう思って探していた本が、なかなか見つからなかった。
発行の古い本でなくとも、ちょっと前に出た本でさえ
この現代日本では探すのが大変。
(Amazonや、古書販売のサイトなど探せば
すぐに見つかることもあるけれども)
そういえば最近行ってなかったな・・・と
買いものついでに寄ってみたブックオフで、あっさり見つけた。
青い鳥の法則か(笑)
まだ絶版になっていない本を、古書店で買うというのは
作家さんに対して非常に申し訳ない気持ちになるのだけれど
私が探していた本の初版は、うちの娘が生まれる数年前のはず。
・・・もう20年近くも前に出版されたものだから、いいよね ?
と、心のなかでつぶやいてレジへ向かった。
さてその本というのは(相変わらず長い前置きだなあ)
藤本ひとみ氏の『ハプスブルクの宝剣』上下巻の文庫版。
宝塚歌劇『ハプスブルクの宝剣 -魂に宿る光-』の原作である。
舞台は、劇場では見ていない。
映像で見た。
通しで1回、断片的に数回。
なぜ「これは原作読まなきゃ」と思ったのかというと
長編の原作を、かなり端折ってあるらしいのが
そこかしこに感じられてなんだか微(以下略)
いい場面もあったのだけれども。
なにより気になったのはラストシーン。
故郷へ戻ったエリヤーフーとアーデルハイドの再会で幕となるのだが
・・・これが私には、2人ともこの世の人ではないように思えた。
最初に思ったのは
「エリヤーフーはこの世の人ではないのかなあ」だった。
弟と再開したあと、橋の方に向かって歩いて行くのだが
その途中で何か発作が起きるとか、誰かに刺されるとかして(汗)
アーデルハイトとの再会は、薄れ行く意識の中かもしくは・・・
そう思ったのだった。
気になって、ラストシーンだけをもう一度見たら
「あれ ? 2人ともこの世の人ではないんじゃ」・・・と思った。
これは ? ここは原作ではどうなってるの ?
と、気になってしかたがなかった・・・それが今年の夏の頃の話だ。
ようやく手にしたのが一週間ほど前。
読み始めると、これがおもしろい。
おもしろいのだが、あまり読んだことのない作家ということや
久しぶりに読む長編小説、しかも恋愛要素有りというのもあって
なかなか読み進められなかった。
上巻の半分にたどり着くまで、2〜3日もかかってしまったが
昨日、一気に下巻の3分の2まで進んだ。
残り3分の1・・・というところで読むのをやめてしまったのは
晩ごはんの支度をしなければならなかったからだが
もひとつ理由がある。
結末を知りたくて読み始めたはずなのに。
いや、だからこそかもしれないが、そこに葛藤が生まれたのだ。
知りたいような知りたくないような・・・というのか
♪あなたの過去など知りたくないの〜・・・のような、というか(違)
今日はこれから出かけるところがある。
帰りは夕方近くだ。
帰ったらすぐ晩ごはんの支度をしなければならないから
読むのは明日か明後日か。
・・・なぜか、頭の中にカスバの女が流れてきた(爆)
そうだ、帰りにミントティーを買ってこよう(唐突)
いや、庭のミントを摘んで、緑茶と一緒に蒸らしてみようか。
明日、早く起きて甘いミントティーをお供に続きを読もう。
by mitzi156
| 2014-12-26 10:17
| 本・コミック
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