人気ブログランキング | 話題のタグを見る

日々平安

mitzi156.exblog.jp

日々、平安であれかしと願いつつ・・・。※出会い系・営業系のコメントは削除させていただきます。悪しからずご了承ください。禁・無断転載。

ブログトップ

いま読んでいるもの。

これは原作を読んでみないと !
そう思って探していた本が、なかなか見つからなかった。

発行の古い本でなくとも、ちょっと前に出た本でさえ
この現代日本では探すのが大変。
(Amazonや、古書販売のサイトなど探せば
すぐに見つかることもあるけれども)

そういえば最近行ってなかったな・・・と
買いものついでに寄ってみたブックオフで、あっさり見つけた。
青い鳥の法則か(笑)

まだ絶版になっていない本を、古書店で買うというのは
作家さんに対して非常に申し訳ない気持ちになるのだけれど
私が探していた本の初版は、うちの娘が生まれる数年前のはず。
・・・もう20年近くも前に出版されたものだから、いいよね ?
と、心のなかでつぶやいてレジへ向かった。

さてその本というのは(相変わらず長い前置きだなあ)
藤本ひとみ氏の『ハプスブルクの宝剣』上下巻の文庫版。
宝塚歌劇『ハプスブルクの宝剣 -魂に宿る光-』の原作である。

舞台は、劇場では見ていない。
映像で見た。
通しで1回、断片的に数回。

なぜ「これは原作読まなきゃ」と思ったのかというと
長編の原作を、かなり端折ってあるらしいのが
そこかしこに感じられてなんだか微(以下略)
いい場面もあったのだけれども。

なにより気になったのはラストシーン。
故郷へ戻ったエリヤーフーとアーデルハイドの再会で幕となるのだが
・・・これが私には、2人ともこの世の人ではないように思えた。

最初に思ったのは
「エリヤーフーはこの世の人ではないのかなあ」だった。
弟と再開したあと、橋の方に向かって歩いて行くのだが
その途中で何か発作が起きるとか、誰かに刺されるとかして(汗)
アーデルハイトとの再会は、薄れ行く意識の中かもしくは・・・
そう思ったのだった。

気になって、ラストシーンだけをもう一度見たら
「あれ ? 2人ともこの世の人ではないんじゃ」・・・と思った。

これは ? ここは原作ではどうなってるの ?
と、気になってしかたがなかった・・・それが今年の夏の頃の話だ。

ようやく手にしたのが一週間ほど前。
読み始めると、これがおもしろい。
おもしろいのだが、あまり読んだことのない作家ということや
久しぶりに読む長編小説、しかも恋愛要素有りというのもあって
なかなか読み進められなかった。

上巻の半分にたどり着くまで、2〜3日もかかってしまったが
昨日、一気に下巻の3分の2まで進んだ。

残り3分の1・・・というところで読むのをやめてしまったのは
晩ごはんの支度をしなければならなかったからだが
もひとつ理由がある。

結末を知りたくて読み始めたはずなのに。
いや、だからこそかもしれないが、そこに葛藤が生まれたのだ。
知りたいような知りたくないような・・・というのか
♪あなたの過去など知りたくないの〜・・・のような、というか(違)

今日はこれから出かけるところがある。
帰りは夕方近くだ。
帰ったらすぐ晩ごはんの支度をしなければならないから
読むのは明日か明後日か。

・・・なぜか、頭の中にカスバの女が流れてきた(爆)
そうだ、帰りにミントティーを買ってこよう(唐突)
いや、庭のミントを摘んで、緑茶と一緒に蒸らしてみようか。

明日、早く起きて甘いミントティーをお供に続きを読もう。
Commented by liligohan at 2014-12-26 10:37
はーやーくっ!
はーやーくっ!
早く読んでラスト教えて〜*\(^o^)/*
Commented by mitzi156 at 2014-12-26 15:56
さ・・・寒かった・・・
いま帰宅しますた。

お湯沸かして、あったかいもの食べて
ちょっと横になっ・・・てたりしたら
夜になっちゃうかな。
でも、読みたいという気持ちがフツフツして来たので
今日中に読むと思う。
読んだら追記するか、別に書くねっ←少し復活したもよう
名前
URL
削除用パスワード
by mitzi156 | 2014-12-26 10:17 | 本・コミック | Comments(2)