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日々平安

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まつり

再来週は地元のお祭り。
そして、吹奏楽コンクールの県南大会がある。
8月の頭には、某放送局主催のコンクールも控えている。

中学生活最後の、コンクールの季節。
「めざせ県大会」が合い言葉の彼ら。
日曜日にあったつくば市のイベントで、課題曲の演奏を
初めて通しで聞き、いままでにない音に驚いた。

難しいから、やさしいからということではなく
演奏者に合った曲であるかどうか、それこそが大事なのだと
いまさらながらに思った。

少人数ゆえに、どうしても曲は限られてしまうが
幸いにも、今年の曲は彼らに合っている。

もともとみんな仲がいい吹奏楽部だが、部活内の雰囲気が
この3年間で一番いい状態のように感じられる。
なによりのことだ。

大人と子供の狭間にいる中学生。
いくらしっかりしていても12〜15歳の子供達だもの
音楽以前の問題は、大人よりこたえるだろう。

昨年はわずかな差で県大会出場には届かなかったが
今年は・・・いやいや、そんなことは言うまい。


県内各地の次は県。
その次は東関東、ついで東日本、全日本大会と
進んで行ける学校は、毎年ほぼ同じ顔ぶれだ。

人口が多く、出入りも多い都会の学校はやはり有利。
これが高校になると、◯◯高の吹奏楽部に入りたいと
越境入学をする人も出てくるから条件はまた違ってくる。

現に先日の高校入試説明会でも、某私立高校の先生が
「うちへ来れば野球も吹奏楽も全国へ行けます」と
特に自慢するというでもなく、さりげなく語っておられた。
田舎の公立中は、とかく不利になりがちなのだ。

だが、それがなんだというのか。
生徒達は皆そんなことはわかっている。
承知の上で、それでも目標を持って頑張っているのだ。

演劇と同じで、演奏もその時だけのもの。
同じものは2度と見ることも聴くこともできないから
よけいなことを考えていてはいけない。
祭りのように、その時を楽しめばいいのだ。







今年になって気づいたのは
指揮者がいかに重要であるか・・・ということ
(あああ。あまりにもいまさら過ぎる)

部活動保護者会の時に、生徒達の演奏を聴いていてわかった。
生徒の1人が指揮をした時と、顧問の先生が指揮をした時の
雲泥の差(いや、ホントに)に驚いた。

「あれ・・・ ? どうしたんだ。
 この前はもっとうまかったのに」と思ったら
指揮者が先生に変わったとたん、音がまるで違ってしまった。

最初に指揮をしていたのは、ピアノの経験もある子で
けして音感が悪い訳ではない。
やはり、向き不向きがあるということなのだろう。
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by mitzi156 | 2012-07-11 05:45 | 音楽 | Comments(0)